コラム | ひとりでも多くの方に母となる喜びを感じていただけるようにできるだけ負担のないサポートを心がけます

コロナ禍の中で気を付けておくべきこと

段々と暑さも和らいできて過ごしやすくなってきました今日この頃ですが、まだまだ新型コロナの影響もあり、なかなか外出もしづらい時期が続いております。外出の減少により、運動する機会が減り、体力の減少や肥満の増加など様々な悪影響が考えられますが、妊娠と肥満に関しては関連性があり、出産率の低下の1つの要因として考えられております。 肥満の度合いを確認する方法としましてBMI(ボディマス指数)というものがあり、[体重(k...

これからも熱中症には十分ご注意を

最近、雨が多く少し暑さも控えめだったのですが、また厳しい残暑が戻ってきましたね。 まだまだこれから気を付けたいのが、熱中症です。今回は熱中症の症状と応急処置について書いてみました。 「熱中症の症状」 重症度によって、次の3つの段階に分けられます。 Ⅰ度:現場での応急処置で対応できる軽症 立ちくらみ(脳への血流が瞬間的に不十分になったことで生じる)、筋肉痛、筋肉の硬直(発汗に伴う塩分の不足で生じるこむら返り)、大量...

「枚方市の子宮頸がん検診」について

連日少し外を歩いただけでクラクラとしてしまうような暑い日が続いていますね。 暑さ対策、夏バテ対策をおこなって体調を崩さないように気をつけていきましょう。 さて、本日は「枚方市の子宮頸がん検診」についてお知らせいたします。 子宮頸がんは女性のがんの中でも罹患率が比較的高く、近年は増加傾向がみられるがんです。枚方市では、年に1回検診料500円で子宮頸がん検診を受けることが出来る制度があります。 対象者は ・枚方市に住...

もうすぐ梅雨明けですね

雨が長々と続き、梅雨の終わりを知らせるような天候が続きましたね。 長かった梅雨も今週中にはあける予報になっています。雨が降らなくなり、体調不良に陥ることや洗濯物が乾かないといったような悩みが解消されるのはうれしいのですが、今年も最高気温が30度を超える真夏日が続くようで想像するだけで少し顔をしかめてしまいそうです(笑) 今年は昨年と同様、コロナ渦で迎える夏ということで感染対策と熱中症対策を両立させながら乗り越える夏とな...

院長の論文の紹介です。

院長の加来です。本日は私の論文についてご紹介させていただきます。 受精卵を子宮に移植する際、移植する子宮内膜に炎症(慢性子宮内膜炎)があれば妊娠率が低下することが知られています。したがって移植前に慢性子宮内膜炎の有無を調査し、炎症がある場合は治療を行ってから受精卵を移植することが一般的です。 慢性子宮内膜炎を治療しなかった場合、妊娠した場合の流産率にも差がある可能性を示唆した論文です。英語ですがご興味のある方はインターネッ...