限度額適用認定証とは・・・?
日に日に空気が秋めいて朝晩に感じる風が心地よくなり、少しずつ過ごしやすくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は、「限度額適用認定証」について院内掲示などでお知らせしておりますが、改めてご案内させていただきたいと思います。
・「限度額適用認定証」・・・高額な医療費がかかりそうな場合、あらかじめ申請しておくと窓口支払いが自己負担額のみで済みます
2022年4月より体外受精や顕微授精の生殖補助医療も保険適用となりました。
保険適用となりましても、医療費が高額になる可能性がございますので、生殖補助医療の治療を検討されている方は、事前に「限度額適用認定証」の申請をお勧めいたします。(※上限額は所得によって異なります。先進医療の自費診療は対象外となります。)
「限度額適用認定証」の申請は保険証に記載されている保険者へ申請して下さい。有効期間は、申請した月から最長1年間です。発行までに日数がかかる場合がありますので、余裕をもってお手続きをお願いいたします。
交付された「限度額適用認定証」を当院の受付に提示することで、保険適用内の医療費(ひと月、月の初めから終わりまで)の支払いを、限度額までにすることができます。
当院では「限度額適用認定証」の適用は提出月からとさせていただいております。また、月初めに保険証と合わせて「限度額適用認定証」も確認いたしますので、ご提示くださいませ。
手続きが間に合わなかった場合は・・・
・高額療養費制度・・・医療費の自己負担額が高額になり、限度額を超えた場合に後で金額が払い戻される制度です
ご自身で、こちらの制度のお手続きをお願いいたします。
ご不明な点がございましたら、お気軽に受付スタッフまでお声がけください。
まだまだ、残暑が厳しい折、どうぞ皆さま体調に気をつけてお過ごしくださいませ。
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